ちっぷす@東海

ちっぷす@東海の公式ブログです。メンバーが執筆した性教育や性犯罪などに関する記事を掲載しています。

生理のおはなし

私は小学5年生の時に初潮がやってきた。

その頃は生理の知識もなかったし、

なんで下着が汚れているのかも分からなかった。

 

「知らない間にうんち漏らしちゃったのかな」

 

漏らした感覚なんてないし

そもそも小5で漏らしたなんて恥ずかしいし

親にバレたくないと思って必死に隠してた。

 

でもそんなのすぐにバレた。

母親が洗濯を干してた時に私の下着が

汚れていたのに気づいたのである。

 

その夜、私は母親に呼び出された。

「あぁ、終わった。怒られる」

そう思った。

すると母親から衝撃の一言。

「おめでとう!ふくちゃん」

え…?何がなんなのか分からず頭に

ハテナがいっぱいの私。

なんで私はお祝いされてるの?と不思議に思った覚えがある。

 

「これは生理っていってね、おめでたいことなの。なんにも恥ずかしがることないのよ、お母さんも最初生理が来た時訳分からなかった。だから大丈夫、これから一緒に学んでいこうね」

 

と言われた。母親から生理と聞いて

あぁ、漏らした訳じゃないんだぁ、良かった

というのが最初の気持ちだったことは

今でも覚えている。

 

そのあと一通り生理が来たらどうするのかの

手順を教えて貰って私はほっと息をついた。

 

すると最後に母親からこんなことを言われた。

 

「生理がきたってことはめでたいことなんだけれど、妊娠ができる体になったってことと一緒なんだよ。自分の身体は自分で守らないと、自分も傷つくし生まれてくる命も傷つく。そのことを頭に入れておいてね。」と。

 

小学5年生の私にとっては衝撃的な言葉だったことは覚えていて、当時私はその言葉の意味をよく理解していなかった。

しかし、ある程度自分が大きくなってから感じたことも沢山あるし、改めて母親が

こういう話を真剣にしてくれたことに

とても感謝している。

 

母親とは性について

オープンで話し合う時間をよく設けている。

この間、生理が来た時にあんな風に言ってくれたけど恥ずかしくなかったの?と聞いたら

 

「お母さんもおばあちゃんにしっかり教わったし、言葉にするって大切なことだと思うんだよね。ある程度あんたが大きくなったら私たち親の手から離れていく。そういった時にもう子供を守れる手段といったら思いを言葉にするしかない。それに性について教えることは全然恥ずかしくないよ」

 

と答えてくれた。

母親は私の個人の活動やちっぷす@東海の

活動を理解してくれ、応援してくれている。

 

私は母親からしっかりとした性の知識を

学ぶことができたが、

必ずしもそういう家庭ばかりではない。

 

子供に性を教えたいけどどうすればいいの?

やっぱり少し恥ずかしいな

 

と感じ、悩んでいる人も多いと思う。

それは当たり前のことだし、私もこういう活動をしてなかったら相当悩んでいるに違いない。

 

そんな悩める人達の手助けを出来たらいいなと思い、私は今日も活動している。

 

~fuku。~

 

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